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- - 『事故』が起こった理由と防ぐためにするべきこと

インシデントアクシデント

デイサービスの仕事内容

デイサービス情報

2023.07.05

『事故』が起こった理由と防ぐためにするべきこと

前の記事にて『基本的な介助』や『安全な環境設定』が大切だろうと述べました。


具体的な対策を考える前に、なぜそう思ったのか。


それは事故が起きてしまった際にこのようなコメントがされていたからです。



私自身が当事者になってしまった経験も正直あります。否定的な事を述べるつもりもありません。


しかしながら、このように振り返るとやはり『基本的な介助』『安全な環境設定』で防げる事故もありそうだと感じませんか?


この『事故』を防ぐ上で、私は2点の考えが大切だと思っています。


1つは、インシデントを防ぐこと。
もう一つは、インシデントがアクシデントとならないようにすること。


まずはインシデントを防ぐ対策に関して


このメインに『基本的な介助』があると思います。


この『基本』を、常に常に常に意識できているでしょうか。
不要な慣れ、過信に至っていませんか?


いわゆる基本的な介助には、以下のような点が挙げられます。



これらの『基本』が出来ていれば防げた事故は多くある気がしています。

一方で予測が難しい『事故』があることも理解しています。では、何を対策するか。


この点では『環境の設定』が大切になる気がします。


まず整理整頓をする。よく聞く言葉ではあると思いますが、実際に運動器具に躓いての転倒など環境に起因する転倒が一定数報告されます。
そのように考えると安全面においても整理整頓の必要性を感じるのではないでしょうか。


下記の2つの画像。どちらが安全そうな環境かは一目瞭然ですね。




また、環境の選択。
例えば椅子の肘掛けは必要か、不要か。つまり肘掛けがあれば座位は安定しそう、一方で方向転換が難しい方にとって肘掛けは障害物になり得るなど。
このように『対象者』によって”良い”環境は変わってくるはず。といった視点が大切です。



そして実際に『事故』が起きてしまった場合。環境への配慮によって差が出ることを実感します。


具体的には、転倒した際の床はどんな素材か。素材によって移動や運動や、車いす駆動などのし易さは変わります。一方で転倒が起きてしまった場合の衝撃も異なることも実感します。



また、壁や物の角への配慮はどうでしょうか。クッションカバーなどを活用し保護できていますか。
実際に転倒が起きてしまった際に、環境への配慮によりその程度は大きく異なります。



このようなことから『基本』、そして『環境への配慮』が非常に重要であると感じています。


正解はありません。情報を得ることで豊富な選択肢を持ち、それぞれの環境や利用者様の特徴によってより良い選択をしていくことが安全で質の高いサービスの提供に繋がるはずです。


まずは防ぐために、そして起きても最小限に留めることが大切であると感じています。





【開催日時】2023年7月30日 9:30〜16:30


【会場】東京文具共和会館





【アクセス】東京都台東区柳橋1-2-10 浅草橋駅より徒歩3分


【イベント内容】





【入場料】2000円/人


➡先着200名まで無料(条件:LINE@からの申し込み)



【申込方法】


①デイモットLINE公式アカウントを「友だち追加!」
➡ID検索:@230bkslw
➡QRコード(⇩Click⇩)




講師紹介

総合病院にて、外来・急性期・回復期でのリハビリテーションを経験後、老健・デイサービスにて介護保険分野に関わる。
様々な病期でのリハビリテーション経験を元に、「予後予測や生活環境に基づいた適切なニーズの把握」を重要視し、日々の臨床や業務に取り組んでいる。
また、目の前の患者様・利用者様に「チームで関わること」の可能性を強く感じ、マネジメント業務にも積極的に関わっている。リハデイ機能回復リハセンター篠崎 管理者、理学療法士

講演者 岩崎 巧(いわさき たくみ)先生

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