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管理者とは何か?〜自分に求められている役割を確認する〜

 デイサービスでの業務を円滑にそして楽しく行うために、まずは自分自身の役割を整理していきましょう。今回はデイサービスの管理者のみなさんに向けての記事です。

全管理者に当てはまる正解はない

 一人一人の管理者、一つ一つの事業所、悩みの内容や取り巻く環境は異なりますから、管理者としての行動に絶対の正解はないと思います。
 どの事業所にもピタリとハマる管理方法論があれば、その方法で業務をやるのが当たり前になっているはずですが、そうはなっていませんね。
ですから、まずは自分の働く現場や自分自身の現状や課題を把握していきましょう。

管理者の役割とは何か?

一般的に管理者とは何でしょうか? 少し考えてみてみましょう。
・偉い人?
・何でもやる人?
・仕事が一番できる人?
・スタッフに指導する人?
みなさんどんな人・役割を思い浮かべたでしょうか?

デイサービスの管理者の仕事

管理者の仕事のイメージは大きく2つに分けられます。
イメージ1 介護保険上の管理者の責務
これは介護保険法に明記されている役割です。
省令を簡単にチェックしてみましょう

【地域密着型通所介護の管理者の責務】
(管理者の責務)
第二十八条 指定地域密着型通所介護事業所の管理者は、当該指定地域密着型通所介護事業所の従業者の管理及び指定地域密着型通所介護の利用の申込みに係る調整、業務の実施状況の把握その他の管理を一元的に行うものとする。
2 指定地域密着型通所介護事業所の管理者は、当該指定地域密着型通所介護事業所の従業者にこの節の規定を遵守させるため必要な指揮命令を行うものとする
(*介護保険法等の検索は、e-GOV法令検索(https://elaws.e-gov.go.jp/)を使ってみて下さい)

簡単に書くと以下の2点。
①従業者の管理、利用の申し込みに係る調整、業務の実施状況の把握その他の管理を一元的に行う
②従業者に運営基準を遵守させる
こう書くと簡単に感じますが、各項目をチェックしていくとその多さや範囲の広さに驚きます。

地域密着型通所介護のルール
①基本方針
②人員に関する基準(従業員の員数、管理者)
③設備に関する基準(設備・備品)
④運営に関する基準(心身状況等の把握、利用料等の受領、地域密着型通所介護の基本取扱方針、具体的取扱方針、計画の作成、管理者の責務、運営規定、勤務体制の確保、定員の遵守、非常災害対策、衛生管理、地域との連携、事故発生時の対応、記録の整備等)
明文化されたルールだけでも相当量あるのが、管理者の仕事。

イメージ2 会社から管理者として求められる役割

介護保険法で明文化された管理者の仕事も多いのですが、この2点目に頭を悩まされる管理者さんが多いのではないでしょうか?
・売上
・稼働率
・人材育成
・会社での役割
 などなど
 売り上げ目標や稼働率などは介護保険法に明記されていません。
これらの目標は会社によっても異なりますし、同じ会社でも時期によって変わってくるもの。
しかし「会社から求められる管理者としての役割」が明文化されていないことが多いのではないでしょうか?
みなさんは管理者として会社から何を求められているのか、正確に理解していますか?
例)
・稼働率    ◯%以上
・月間売上   ◯◯万円以上
・職員満足度  ◯%以上
・離職率    ◯%以下
・利用者満足度 ◯%以上
・職員採用   ◯名 などなど
この優先順位や項目がしっかりと確認できていないと、仕事の進め方を間違ってしまい
やらなければならない仕事を終わらせることが出来なくなってしまいます。

管理者として頑張っていこうとする前に・・ 

 管理者として何でもかんでも頑張ろうとする前に、まずは自分自身の役割の整理をしてみましょう。闇雲に目の前の仕事を片付けようとすれば、すぐに自分自身だけでは片付けきれなくなります。全体の業務量を俯瞰してからでないと、どの仕事にどのくらいの力を使うのかがわかりませんよね。
 短期的に集中的に頑張って仕事をこなすという方法では、管理者自身がどんどん大変になってしまいます。それでは管理者として頑張ろうとする皆さんにとって本末転倒。
まずは現状把握から始めましょう!

今回の記事を踏まえて

・e-GOV法令検索などを用いて、介護保険制度においての「管理者の役割」を整理してみましょう
・「管理者として会社から求められている役割」を確認したり、わからなければ上長に聞いてみましょう
・それらを踏まえて管理者としての自分自身の役割を書き出して業務の全体を俯瞰してみましょう

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