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介護報酬改定と『考え』

少し前に介護ニュースJointよりこんな記事が出ていました。

このような情報を踏まえつつ、実際にデイサービスで働く中で『介護報酬改定』に対して今感じていることを一想いとして述べてみます。

これまでの介護報酬改定の流れとして、体制や取り組みを評価し、次にアウトカムの導入を評価し、そしてこれからはそれらによる『成果』が評価される時期になるのだと理解しています。
正しい取り組みを行い、アウトプットをし、成果が出ていれば良い評価を受けられるという、言わば当然の仕組みに近づいてきたんだなというのがとりあえずの印象です。
そしてこれらは介護保険サービスの質が高まり、その利用者にとっても非常にポジティブな流れになってきていますね。

何だかもう綺麗に完結しそうですが、皆さんはそう思いますか?

介護保険、また社会レベルで考えたらそれはその通りだと思います。

ただ前回の介護報酬改定後、何が強く印象に残っているかというと個人的にはLIFEの導入ですね。なかなか終わらずUberEATS注文しながら連日夜中までカタカタしてました。同じ記憶が残っている方も多いのではないかと想像しています。
しかも一時点で終われば良いものの、加算を取得する限り入力業務は永久に続きます。マジで業務が増える一方だなと絶望する時があります。

まあ文句っぽいことが続いてしまいましたが、何が言いたいかというと入力業務増えたらサービスの質って下がらない?です。
もちろんPDCAの重要性は重々承知しています。理学療法士ですし。

ただその辺をどう理解し、業務やマネジメントに落とし込んでいったら良いか学び続けないといけないですね。

そして『成果』。現状の方法ではアウトカムの妥当性が不十分すぎる故に、その『成果』は正しく無くなってしまいそうだなと感じています。クリームスキミングとか言われるのもその一例。

確かにこの規模でより良い方法があるかと言われると難しさもありますが、個人的には事業所評価加算ってシンプルで納得感ある良い加算だなと思っています。介護保険でよく言われれる「良くしたのに単価が下がる問題」にも対応していると思いますし。

要はサービスの実施者とアウトカムの評価者は分離するのが妥当だよなと感じます。

介護保険の在り方、また社会に対してひとりで意見しても何も変わらないし意味を成さない。いやいやそんなことは絶対にありません。
自分自身は質の高いサービスには『時間』が必要だと思っているし、評価には妥当性があるべきだと思っています。それが一つの価値観や大切にしたいことなんだと感じています。

自らの業務の背景にあることを考え、その上で何が課題で自分はどうしたいのかをたまにでも考えられたら仕事が少し楽しくもなるはずです。


【開催日時】2023年7月30日 9:30〜16:30

【会場】東京文具共和会館

【アクセス】東京都台東区柳橋1-2-10 浅草橋駅より徒歩3分

【イベント内容】

【入場料】2000円/人

➡先着200名まで無料(条件:LINE@からの申し込み)

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