高齢者の聞こえ方の特徴
年齢を重ねると症状の重い軽いはありますが、多くの高齢者は難聴になっている傾向にあります。
症状としては、
①身近な人が呼んでも気づかない
②車などが近づいても聞こえていないなどがあります。
一歩間違えれば事故に繋がりかねないものもあります。
難聴について学び、注意点を理解しましょう!
加齢性難聴の特徴
①高い音から聞こえづらくなる
家の中で特徴的なエピソードは、電話の呼び出し音が聞こえない。
デイサービスで聞いた実際のエピソードとしては、電話の呼び出し音が聞こえにくくなり、電話をかけた相手が心配になり直接生存確認をとる。
事件性を疑ってしまうケースもあります。
ちなみにその方は、電話がかかってきたら光るような設定にして対応をしていました。
②リクルートメント現象
リクルートメント現象とは、小さい音は聞こえにくく、大きい音はうるさく感じることです。
呼びかけても反応しないので、耳元で大声で呼びかけたら「そんな大声で言わなくても聞こえる!」と言われてしまった経験はありませんか?
実は2次的な被害が起こる可能性があります。
驚かせてしまい、ふらつきの原因になりかねません。
③早口でのコミュニケーションは分かりにくい
難聴になると耳に入ってきた言葉の内容を認識するのに時間がかかります。
今はマスクを着用して話をするのが当たり前になっていますが、しっかりと口を大きく動かしながら会話をすると早口になりづらいので是非やってみてください。
デイサービスなどで働いていると難聴の方と毎日対峙します。
当たり前に行っている会話も意識すると相手の理解も深まりますし、危険を回避することにも繋がります。
すぐに行動できることだと思いますので、実践して行きましょう!
些細なことかもしれませんが、その方にとっては大切なこと。 毎回いろんな話をしながら、少しの変化に敏感になりアプローチし、生活に反映させていくのがデイサービスの魅力だと思います!
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