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デイサービス運営・経営

ケアマネージャーとの良好な関係づくりのコツ(後編)

 前回に引き続き、デイサービス運営において非常に大切な「ケアマネージャーとの良好な関係づくり」に関する記事をお伝えします。(前編はこちら

接触頻度をあげるための取り組み

私たちが定期的に行なっていることは以下です。

①(月1回)ライフスタイルサポート(A4の広報誌)を配布 

②(月1回)空き状況を配布

③(月1回)実績を直接持っていく

④(月1回)計画書やモニタリングを直接持っていく

 これで月に4回は会える可能性があります。可能性があると記載したのは、事前にアポイントを取らないためです。たまたま会えればOKぐらいな感じで問題ないと思います。
特に①と②は「近くに来たんでー(^_^)」と笑顔で置いていくぐらいがちょうど良いです。ケアマネさんの事業所に足を運んでさえいれば、これまで接触したことのないケアマネさんと会話できたら可能性もあります。
 上記をデイの定員を満たすまで対象の全事業所に対して毎月やり続けます。そうすると知らず知らずのうちにケアマネさんとの関係性が出来上がっていきます。ぜひ試してみてください。

訪問時に気をつけるべきことは?

 上記活動を行う上で、気をつけるべきことも記載しておきたいと思います。せっかく時間を使うわけなので、少しでも意味あるものにしてほしいと感じます。

① 自事業所の特色を把握し伝える力を練習しましょう。

 自らの事業所の特色をしっかりと把握し、他の事業所と比較して何が優れているか、どのような違いがあるかを簡潔に説明できるように準備をしておきましょう。いざとい時に役立ち、その説明の如何によって印象に残る残らないが決まります。メンバー同士でロールプレイングを行なっていきましょう。

② 居宅支援事業所や包括支援センターの機能を把握する

これは意外とやられていないデイサービスも多いのではないかと思いますが、
・居宅支援事業所や包括支援センターがなぜ存在しているのか?
・どういう役割を担っているのか?
・そこに所属する人はどんな人たちがいるのか?
・ケアマネさんは具体的にどういう仕事をしているのか?


などを把握しておく必要があると思います。これが把握できれば①の事業所PRのやり方もそいくつかのパターンが作られより良いものに変わってくると思います。

③資料をしっかりと準備する

いざという時に口頭での説明だけでは印象に残りにくいため、目で見て分かる資料を常に準備しておきましょう。ケアマネさんの分だけでなく、利用者さんへ配布するための資料も数部準備しておくと紹介につながりやすくなります。肌感覚的には、ケアマネさん+3部くらいは常に渡せる状態が適当かと思います。

 以上です。営業はなかなかしんどい部分もありますが、具体的な対策が立てられると自信がついてくるのではないでしょうか。ケアマネージャーさんも社会資源の情報を欲しがっていますので、ぜひ明日からの営業の参考としていただき、ケアマネージャーさんと良好な関係を作っていっていただけたらと思います。


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