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キャリアチェンジ、転職

周りの反対を押し切って挑戦した介護の世界

「介護って誰でもできる仕事だよ。」
「若いのに勿体ない。介護なんて歳取ってからでもできる仕事だから今やらなくても良いじゃん。」

介護の仕事に就く、そう周りに話すと絶対と言っていい程こんな言葉が返ってきました。!

 私が、前職のアパレル販売員やダンサーの仕事を続けていたのは「人の笑顔を見たいから。」そんなシンプルな理由でした。
直接人と関わりながら誰かの役に立つ仕事したいと考えていた私にとって介護の仕事には全く抵抗感や嫌悪感はなく、仕事に就いてからもその気持ちは変わりませんでした。

仕事を始めての不安感

 無資格未経験で飛び込んだので不安は大きかったですが、仕事に対する不安よりも利用者様が無資格未経験の私に対して不安を抱くのではないかという心配でした。
 不安を残したまま仕事をし続けるわけにはいかないので、すぐ介護職員初任者研修の資格取得を目指しました。

 初任者研修の養成校は仕事と勉強の両立の点から自宅からの距離、スタッフやシフトに影響が出ないよう通えるかどうかを基準に選びました。少しでも早く資格を取得したかったため、入職して直ぐ研修をスタートさせました。最初は休みはなくとても大変でした。ただ一時的な大変さと自分に言い聞かせ、集中して試験勉強にも臨む事ができました。

資格取得してから

資格を取得してからは少し自信を持つ事が出来、心に余裕を持ちながら利用者様にも接する事が出来ていると思います。しかしそれでも責任感のあるお仕事、油断できる瞬間は無く毎日が緊張で気は抜けません。

前職の経験を活かして

 前職の接客業、エンターテイナーの経験を活かし利用者様とコミュニケーションを取る際は、表情や声のトーン、言葉遣いに気をつけるように意識し、ご利用者様の表情や心情を汲み取り、今何ができるかを考え行動しています。
 私が意識すればするほど利用者様が徐々に心を開いてくれると、非常に嬉しいです。そして何よりも、私の知らない世界や知識を利用者様が沢山教えてくださいます。たわいも無い会話の中で沢山の笑顔が生まれる瞬間があるんです。日々学びながらそんな一瞬一瞬の大切な時間を本当に幸せだと感じております。

介護の仕事に入ってからの心境の変化

 当時の私は、周りと同じく「介護の仕事はいくつになっても出来る」そんな風に少なからず心のどこかで思っていたかもしれません。でも今は当時のこの道を選んだ自分に感謝しています。
いくつになっても出来るなんて思っていたら一人でも多くの方にお会いする事は出来なかったと思います。

 一般的に「介護職=3K(きつい、汚い、給料が安い)」と言われあまり良い印象ではありません。
私は、それを覚悟で入職しました。でもそんな事よりも目の前の人の役に立ちたい、お手伝いをしたい。その思いが強くなり仕事を続け経験を重ねていく中で、ご利用者様の成長や変化を楽しめる「介護=楽しい」に変化していきました。

最後に

 この記事を読んで下さっている方は、どうして介護業界に興味を持ってくれましたか?お仕事に就く理由はなんだっていいと思います。その後、何でこの仕事に就いたのだろうと考えた時、誰かの笑顔を思い出す事が出来ればそれだけでいいと思います。私にとって、デイサービスでのお仕事は「目の前の人を笑顔に出来る、自分も相手も、やりたい」を叶えられる場所です。
 介護のお仕事に就いて一人でも多くの方に笑顔を与える、必要とされる存在になって欲しいと思っています。

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