
『むせる』だけではない摂食嚥下障害
デイサービスに通う利用者様の中には、認知機能の低下を呈する方も多くいらっしゃいます。進行すると生活全般に支障が出てきますが、基本的日常生活動作である『食べる』という行為にも影響が出てきます。

実際のデイサービスの食事場面では下記のような利用者様を見かけます。
「配膳されてもなかなか食べようとしない」
「キョロキョロして落ち着きがなく集中して食べない」
「食べ始めても途中何度も手が止まってしまい食べ進まない」
「食べこぼしが多くなった、また食べこぼしたものを気にして執着する」
「口に入った食べ物をずっと噛んでいて飲み込まない、もしくは口から吐き出してしまう」
「以前に比べ食事の摂食ペースが遅くなった、もしくは早くなった」
「口に入れる食べ物の一口量が多い、飲み物を一気飲みしようとする、もしくは飲まない」
これらは『食行動の障害』であり、認知機能の低下に伴い生じる摂食嚥下障害です。
『摂食嚥下障害』=『むせる』と認識されていることが多いと思います。
『むせる』ことが多くなってくると誤嚥による肺炎などを発症するリスクが高まり、死亡の原因にもなることも知られるようになってきました。
しかし、明らかに『むせる』という状況はなくとも、『食行動』に変化が見られる場合にも誤嚥性肺炎を発症するリスクは高いのです。
そのため『むせ』だけでなく、『食行動』にも目を向けることがとても大切です。

別の記事では、『食行動の変化』がどの摂食嚥下機能に関与し、その場合にどのように対応したら良いかをお伝えしています。
摂食嚥下のメカニズムである嚥下5期モデルを参考にしながら、『食べる・飲み込む』という動作について説明をしています。
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