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生活相談員、介護職員だからこそ読んでほしい!!ケアマネジャーの信頼を高めるためのノンフィクション物語〜脳卒中編〜

脳卒中とは、脳の血管に起こる障害のことを指します。

①脳の血管が詰まる脳梗塞

②脳の血管が破れる脳出血

③くも膜下出血

これらを総称して脳卒中と言います。


原因としては、生活習慣の乱れの蓄積される高血圧などにあったりします。
障害が起こる血管の場所により、後遺症の程度も様々です。
デイサービスにも脳卒中後の後遺症でご利用されている方々もいらっしゃると思います。

今回は、BodyPioneer株式会社が運営している脳卒中後遺症やパーキンソン病に特化したリハデイBrainで奮闘している利用者様との関わりについてお話していきます。

令和4年の春頃に、重度半身麻痺で車椅子対応でご利用開始になった方がいらっしゃいます。
回復期病院から退院した翌日からご利用開始になりました。
利用者様は40代で若いのですが、どこかしら元気が無い。
お話を伺うと、現状のままなら今後電動車椅子を借りようか検討しているとおっしゃられていました。
しかし、本心としては本当は歩きたいんだと訴えておられました。

まさに、リハデイBrainが試されている感じがしました。

歩きたいなら歩けるように運動をしていきましょうということで、すぐに身体の評価を行い立位の練習から開始しました。
立つこと自体が非常に不安定だったので当初は2人体制で練習を行いました。
練習を繰り返していく中で、2人介助から1人介助に介助量が減り、歩行練習も開始できるほど身体機能が回復していきました。

すると、次第に利用者様からも笑顔が増えてきました。

脳卒中後遺症の方には、機能回復に『6ヶ月の壁』という言葉がよく言われます。
6ヶ月以降は回復力は低下するなどという言葉です。
しかし、生活期であるデイサービスにご利用される方々は病院を退院されて利用開始となるため多くの方が6ヶ月を経過していたり、もうすぐ6ヶ月になる方が多いです。
ですが、ご本人様の運動意欲であったり、出来たという成功体験を積み重ねていくことで驚くべき機能回復をされる方もいらっしゃいます。

ご利用者様の本当にやりたいことと、店舗の専門性がかけ合わさることで壁を取っ払うことができることがわかりました。

ちなみに、今ではこのご利用者様は歩行に意欲がでておりさらにロボットリハビリを提供されている場所にもご利用されています。

このような経験をケアマネジャー様にもお伝えしていけると、同じようなお悩みを抱えているご利用者様を紹介していただけることにつながると思います。

ぜひ、ご利用者様との物語を一つずつ言語化していくような作業をお勧めいたします。

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