デイサービスを31件回った日
とある日の午後、『デイフェス』の業務でデイサービスを31件立ち回る機会がありました。
とってもとっても暑い中頑張りましたよ、、(笑)
とは言いつつこれだけの数のデイサービスを回る機会ってそうそう無く、貴重だったなと思います。
そんな中で、思いがけず感じたデイサービスに対する気づきをまとめてみようと思います。
【重要】先に断っておきますが良し悪しを述べるつもりはまったくなく、この記事を読んでくれる皆さんが関わっているデイサービスを俯瞰して見たり、より良いサービスに繋げるための一助になって欲しいという想いで綴っていきます。
では本題!特に感じた点は『3つ』です。
1つ目は、運動をメインに提供しているデイサービスは意外と少ないことです。
自分自身もリハ特化型デイサービスの管理者として勤めており、店舗の売りとして『運動』も掲げています。しかしこれまでは自身の中で他と比較しきれていないというのが正直なところでした。もちろんデイサービスでのサービス提供は『運動』だけでは無いですが、非常に重要な要素の1つです。
この運動に重きを置いてサービス提供を行えていることは当たり前ではないことを実感し、自信を持って良いと改めて感じました。
同じようなモヤモヤを感じている方がいるならば、ぜひ自信を持って『運動』を提供していって欲しいと思います。きっとそれはとても価値のあることであると確信しています。
2つ目は、入口の印象で店舗の雰囲気を感じるということです。
この感覚が正しいかどうかはわかりませんが、入口を通った時点で『このデイサービスに行きたいかどうか』が明確に分かれるなと感じました。
では実際に多くのデイサービスに訪問させて頂き、入口で何を感じたか。
・まずはスタッフの表情と挨拶
・次に利用者の表情
・そして店舗の物理的な明るさやサービスの提供内容
この辺りの情報を数秒で受け取り、トータルとしての『店舗の雰囲気』を感じました。
もちろんこの感覚には人それぞれ差があると思います。ただ店舗に入った時に『利用者、来客者、求職者などにどんな印象を持たれるか』を意識しておくことは非常に重要であると感じました。
自分自身も改めて自店舗がどんな印象を持たれるかを考える機会になりましたし、皆さんもこんな視点も持って自身のデイサービスを見直すと気づけることがあるかもしれません。
3つ目は、土曜休みのデイサービスが多い。
想像以上に多かったため、土曜営業できることも強みの一つになるだろうなと感じました。
ただ運営上のメリット・デメリットがあり、大きくは利用者やその家族にとっては土曜も利用したいというニーズがある一方で、人員的な難しさがあると思います。
これは個人で何とかできる問題ではないですが、会社の方針としてどんな狙いでそのような体制を取っているのかを理解し働くことは重要であると思います。
各々のデイサービスの強みを確かめたり、逆に見直したり、またなんでこの体制を取っているのかを考えていくこともサービス提供していく上で重要であると感じます。
様々な機会で他を知る経験は自己理解に繋がりますし、より意味と自信を持った価値提供が可能となっていくのではないでしょうか。
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